何年も続く腰痛、何回も繰り返すギックリ腰にお悩みではありませんか?
腰に痛みを出していると考えられる筋肉はいくつかありますが、頑固な腰痛の場合、ほとんど「大腰筋」が硬くなっています!
しかもこの筋肉は体の深部にあるのでなかなか緩めることが難しく、長年放置されて頑固なコリになっていることがほとんどです。
今回はそんな大腰筋についてお話していこうと思います。
大腰筋とは
腰部にある最大のインナーマッスルは、「腸腰筋」と呼ばれる3つの筋肉です。
腸腰筋は大腰筋・小腰筋・腸骨筋の3つの筋肉の総称で、この中でも腰痛と深い関わりがあるのが大腰筋です。
(小腰筋は退化してないひとが多いです)
大腰筋は腰の真ん中にある骨から太ももの骨まで続く大きな筋肉です。
大腰筋の上にはいくつかの筋肉と脂肪あるので、マッサージなど皮膚の上からの刺激では緩めることができません。
普通のセルフケアでは緩めることができないため、疲労が蓄積しやすく、筋肉のコリが慢性化して頑固なコリになりやすい筋肉の一つです。
腸腰筋の主な働きと痛みがでるタイミング
腸腰筋の主な働きは
- 股関節を曲げる
- 骨盤の前傾を保つ
- 足を引き上げる
などがあり、特に日常生活で腸腰筋を使うタイミングは
- 特に日常生活で腸腰筋を使うタイミングは
- 靴下をはくとき
- 仰向けの状態から起き上がるとき
など、日常的によく使う筋肉です。
なのでこのような動作をしたときに痛みがある方は、腸腰筋が硬くなっている可能性が高いです。
大腰筋の治療方法
先ほどもお伝えした通り、大腰筋はマッサージなど皮膚の上からの刺激では緩めることができず、筋肉のコリが慢性化して頑固なコリになりやすい筋肉です。
まだあまり硬くなっていない状態なら、ストレッチでも緩めることはできますが、日常的に痛みが出るほど筋肉が硬くなっている場合には効果は期待できません。
そこで鍼治療の出番です。
特に当院のように深部の硬くなった筋肉までしっかり鍼を入れることのできる治療方法がとても高い効果を出すことが出来ます。
頑固な大腰筋のコリを放置するとギックリ腰や坐骨神経痛、ヘルニアなどさまざまな症状の原因となってしまうので、我慢できるからと放置せず、早めに治療を始めて下さい。
大腰筋の硬さチェック
- 体を後ろにそらすと腰が痛くなる
- 腰の中央、奥のほうが痛く、痛みの場所がはっきりしない
- 仰向けで寝ると腰に痛みがあり、横向きになって体を丸めると軽減する
- 椅子から立ち上がるときに腰に痛みがある
- 立ちっぱなしや長時間歩くと腰が痛くなる
- 咳やくしゃみをした瞬間腰に痛みが走る
上記に当てはまる方は大腰筋が硬くなって悪さをしている可能性が高いので、一度大腰筋刺鍼をお試しください。