現代ではパソコンやスマートフォンなどの普及により下を向く機会が増えたためほとんどの人が感じたことのある症状の一つとなりました。
画面を見たり家事をしたり、書き物をしているときにどうしても下を向く姿勢をとりがちですが
このような姿勢を続けていると重い頭を支えるために首の筋肉が常に収縮し、血流が悪くなるため痛みやだるさの原因となります。
首こりを放置するとだんだん肩まで凝ってしまい、さらに猫背などで背中が丸くなっていると背中の痛みまで悪化していきます。
重症になると頭痛・吐き気・めまい・眼精疲労・腕や手のしびれなどの症状まで出てきてしまいます。
このような症状が出てしまうほど悪くなっている場合は完治まで少し治療回数がかかりますが、
治療をするごとに症状が改善していくので日常生活はどんどん快適になっていきます。
鍼治療で筋肉を緩めた後は、なるべく頭を正しい位置に置くようにして首の筋肉への負担を減らすことが最も重要になります。
どうしてもお仕事などで下を向く姿勢を続けなくてはいけない場合、20~30分に一度首と肩を回して筋肉を動かしてあげてください。