寝違え

寝違えとは朝起きたら首が痛くて動かない状態のことをいいます。
普段から首にこりを感じている方は経験があるのではないでしょうか。
ギックリ腰同様、急性の症状なのではやめの治療ですぐに改善します。

寝違えを起こす人は普段から首がかなり凝っており
そこへ不自然な姿勢で眠ってしまったり、寝ている間に冷えるなどの原因が加わると朝動かせないほどの痛みが発生します。

寝違えは急性の痛みなので湿布を貼ったり薬を飲んで数日我慢すれば痛みはなくなっていきますが
そのまま放置すると痛みは感じなくなっても原因は改善されていないので首の血流はどんどん悪くなり、
しばらくすとまた寝違えるという悪循環を繰り返してしまいます。
なので数日我慢すれば治ると思わず、今以上の悪化を防ぐためには根本的な治療をする必要があります。
しかも首のこりを放置し続けると頭痛や吐き気、めまいなどの症状も出てきてしまい日常生活に影響を及ぼす可能性もあります。

それほど重症化しておらず、寝違えた当日に治療すればほとんどの方が1回の治療で急性の痛みはなくなり、首を動かせるようになります。
その後は根本的な原因である首のこりを治すために数回治療を続けていただき、
鍼治療で筋肉を緩めた後は、なるべく頭を正しい位置に置くようにして首の筋肉への負担を減らすことが最も重要になります。
どうしてもお仕事などで下を向く姿勢を続けなくてはいけない場合、20~30分に一度首と肩を回して筋肉を動かしてあげてください。

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