背中の痛み

首や肩こりと同時に背中が張ってつらいという方も多いのではないでしょうか。
背中の筋肉が硬くなってしまうとこり、張り、痛み、吐き気、呼吸がしづらい、前かがみになりにくい、胃やお腹が痛い、元気が出ないなどの様々な症状が出てきます。

背中には脊柱起立筋と呼ばれる首の付け根からお尻の骨までつながっている大きな筋肉があります。
猫背などにより日常的に背中を長時間丸めている姿勢が続くと背中の筋肉が常に引っ張られて緊張した状態になるため血流が悪くなり、どんどん筋肉が硬くなってしまいます。

肩甲骨の間が痛くなるというのもよく聞きますが、これも背中の筋肉を緩めると改善します。

背中の筋肉は自律神経とも関わりが深く、筋肉が硬くなると自律神経が乱れ様々な症状が出てきます。
慢性疲労・倦怠感・動悸・不眠・イライラしやすい・不安感が強い・落ち込みやすいなど、原因のわからない自律神経の失調による症状にも効果が期待できます。

鍼治療によって筋肉を緩めた後は、再発防止のために姿勢などを見直していただきます。
猫背や、お仕事や家事で背中を丸めたり肩を内側に入れた状態を続けていると背中の筋肉が緊張してどんどん筋肉が硬くなってしまうので
そのような姿勢を避けていただくか、どうしても背中を丸める姿勢をしなくてはいけない場合は
20~30分に一度背中を伸ばし、軽くストレッチをしていただくと筋肉がかたまりにくくなります。

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